プラントベースフードという新たな選択肢をつくる

株式会社TWO PRプランナー

清信奏江さん

2022.4.29

プラントベースフードブランド「2foods」(トゥーフーズ)と、まるごと大豆の栄養を手軽においしく摂取できる大豆バー 「SOYJOY」ブランドが大豆の魅力や多様性にスポットを当てるコラボキャンペーン『ダイズーシティ・ウィーク』を2022年4月9日(土)から4月28日(木)まで、2foods全店およびFOOD TECH PARK 全店で開催しました。
「プラントベースフード」とは、植物由来の原材料からなる食品のことで、健康志向や環境配慮への意識の高まりから注目されています。2foodsでは、「ヘルシージャンクフード」をコンセプトに、すべてプラントベースのメニューを提供しており、キャンペーン限定メニューとしてタレントの石田ニコルさんが監修した、プラントベーススイーツ『SOYJOY×2foodsヨーグルトパフェ」の開発と販売を行っています。
今回は、株式会社TWOで2foodsのPRをされている清信奏江さんにお話を伺いました。

  • 株式会社TWO PRプランナー

    清信奏江(きよのぶ・かなえ)さん

地球環境に貢献する1つ選択肢

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Q.「2foods」はなぜプラントベースフードの事業に取り組み始めたのですか?

清信さん:
世界中で最重要課題とされる「環境問題」や「人口増加」。2047年には人口は97億人にも増え、食糧不足が懸念されています。そんな環境問題に食の分野から貢献したいと思い、プラントベースフードの事業に取り組み始めました。

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Q.「2foods」のプラントベースフードについて教えてください!

清信さん:
プラントベースフードとは、植物由来の原材料からなる食品のことで、2foodsはプラントベースフードのナチュラルで物足りないイメージを覆すメニューを生み出しています。
「ヘルシージャンクフード」をコンセプトに、ギルティフードと呼ばれる、高カロリーだけどやみつきになってしまう食べ物をプラントベースフードに変え、美味しいけどヘルシー、しかも環境にも優しいメニューを提供しています。

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Q.プラントベースフードを開発するときのこだわりは何ですか?

清信さん:
開発時に意識することは、驚きを感じてもらえるメニューであることです。
プラントベースフードと感じさせないジャンキーな味わい、食欲を誘うような香り、美味しそうな見た目を追求し、美味しさの先にプラントベースフードという驚きを提供することを意識しています。

そして、プラントベースフードを知ってもらい、おいしいから食べることで、体にやさしく、地球環境にも貢献する1つの選択肢として選んでいただけたらうれしいです。

欧米ではセレブが積極的に環境に対する発信をしていたりすることで、プラントベースフードを食べることはかっこいいという風潮があります。
日本でもその風潮を浸透させるために幅広い年齢層をターゲットとしています。

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Q.「2foods」はどこで食べられますか?

清信さん:
「2foods」は都内で6店舗(渋谷ロフト店/銀座ロフト店/アークヒルズ店/八重洲地下街店/麻布十番店/ラボキッチン)を展開しています。また、2foods公式オンラインショップでは現在『生食感の濃厚ガトーショコラ』を販売しています。

大豆の多様性

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Q「ダイズーシティ・ウィーク」キャンペーンでSOYJOYブランドとコラボしたきっかけは何ですか?

清信さん:
SOYJOYブランドが3/22に100%植物由来の原材料にこだわった「SOYJOYプラントベース」シリーズ(ホワイトチョコ&レモン/バナナ)の新発売したのを機に、コラボレーションを企画しました。

大豆をバーという新しいカタチで提案しているSOYJOYブランドと、様々なメニューに大豆を用いている2foodsには共通点が多く、一緒に大豆の魅力を伝えたら面白いのではないか?というところから始まりました。

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Qなぜ石田ニコルさんに監修を依頼したのですか?

清信さん:
ダイエットインストラクターの資格を持っていて食に関する関心をお持ちなこと、そしてハワイ州観光局親善大使も経験されており、海の環境問題への活動もされていることから、プラントベースフードの環境に配慮する部分に通ずるところがあると感じ、オファーをさせて頂きました。

ニコルさん監修のもと、SOYJOYプラントベースの新商品を使って大豆の新しい食べ方を伝えたいと思い、2種類のヨーグルトパフェを開発しました。
ニコルさんにはヨーグルトパフェのトッピングから色合い、味の組み合わせなど細部まで監修いただきました。

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Q大豆の魅力や多様性とは何ですか?

清信さん:
大豆は今まで身近にありすぎて、大豆の魅力や多様性を忘れてしまっている人もいると思いますが、近年また脚光を浴びて注目されている食材です。どんな魅力があるかというと、3つ挙げることが出来ます。
1つ目は「栄養」です。大豆は脂質、エネルギーを抑えながら良質なたんぱく質が取れます。またイソフラボンや食物繊維も含まれているので、美容や健康に気遣う人にはもってこいの食材です。
2つ目は「エシカル」です。大豆は世界中、様々な地域で栽培ができ、同じ量の牛肉に対し、必要な水の量が1/50、エネルギーが1/20で済むとも言われており、環境にやさしい食材です。
最後に3つ目は「フードテック」です。大豆はとうふ、おから、醤油など様々な食べ物に変わる汎用性の高い食材です。最近ではフードテックの技術の発達により、様々なソイミート(代替肉)が開発されています。大豆はプラントベースフードの原料として使われるので、その価値は次第に高まっています。

「カルチャーをつくる」

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Q「2foods」のプラントベースフード事業とSDGsの関連性について教えてください!

清信さん:
まずはみなさんにプラントベースフードを召し上がってもらい、食のオプションとして選んでいただくことが、結果的に地球環境を良くすることにつながると思っています。我々ができることとしては、プラントベースフードを「カルチャー」として、みなさんに受け入れていただけるような活動をしていくことを考えています。日本では、プラントベースフードは環境や健康に良いということが重視されがちですが、「プラントベースフードを食べていることがかっこいいよね!」とというような雰囲気「2foods」を通して作れたらと思っています。

「ゼロからのメニュー作り」

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Qメニュー作りでの課題はありますか?

清信さん:
例えば、メニュー作りでは日々新しいものを作ろうとしているので、今回の「ダイズーシティ・ウィーク」のようなコンセプトもそうですし、苦労はあります。商品によっては開発に長い時間がかかることもあります。今後も商品のブラッシュアップを行っていき、美味しいものを届けていきたいです。

「グローバルブランドになろう」

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Qどんな方に「プラントベースフード」を取り入れてもらいたいですか?

清信さん:
限られた人が食べるものではなく、幅広い方に届けていきたいです!客層は20・30代の女性が多いですが、「ヘルシージャンクフード」のコンセプトをいいなと思っていただける方たちと「プラントベースフード」のカルチャーを発信していけたらと思っています。

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Q今後の展望を教えてください

清信さん:
「カルチャーづくり」をさまざま面からやっていきたいというのが今後の展望です。「グローバルブランドになろう」ということが一番の目標で、今後もチャレンジを続け、さまざまな事業をスピード感持ってやっていきたいと思っています。

清信さんのおしゃれなサステナブルライフ

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清信さんにとっておしゃれなサステナブルライフとは?

「楽しみながら健康的な生活を送る」

2foodsのコンセプトは「ヘルシージャンクフード」で、見た目が可愛くて楽しくて、美味しく食べた結果がエシカルにつながっていたり、実は環境に良かったり、という部分があります。特に食は「美味しそう」という気持ちが一番大事なので、そこを度外視したら、なかなか心も満足しません。また、食事だけではなく、サステナブルな取り組みをしていくときも、がんじがらめであれもやらなきゃ、これもやらなきゃとなると、絶対続かないと思っています。だから、楽しみながら自分にできることを一歩一歩やることがいいのではないのかと思います。

Editor's note
ー取材後記ー

  • 横山桃子

    「大豆」が卵やお肉にとって変わる食べ物になる事を知り,最新のフードテック技術の素晴らしさを実感できました。「食糧危機」、「環境問題」を2foodsやSOYJOYの食品を通して、気軽に知る事で
    SDGsに馴染みのない私たちでも身近に感じることができると思います。そして、若いうちから社会問題について触れる事で少しでも地球の未来を考えるきっかけになることが重要だと感じました。今回はヨーグルトパフェを頂きましたが、他にプラントベースのオムライスやハンバーガーなど食べてみたいと感じました!

  • 富田真琴

    お話を聞くまでエシカルを日常に取り入れることは難しいのではないかと思っていたのですが、「プラントベースフード」を美味しく楽しく食べた結果が、エシカルにつながるというお話を聞いて、これなら私も続けられそうだと感じました。実際に石田ニコルさんが監修した「SOYJOY×2foodsヨーグルトパフェ」を頂いたのですが、見た目もインスタ映えして可愛く、味もマンゴーパッションとブルーベリーの豆乳ヨーグルトが最高にマッチしていて本当に美味しかったです!今回取材させていただいた、2foods渋谷店はロフトの中にあるため、気軽に友達と食事できるのも良いところだと思いました。

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