萩生田めぐみさん

アフリカローズに魅せられて

AFRIKA ROSE代表

萩生田めぐみさん

2020.3.11

「もっと、アフリカのバラを世界へ。
もっと、笑顔あふれる世界のために。
最高品質のバラをアフリカから世界に届けること。
それが、アフリカから貧困をなくすことにもつながっていく。」

そう信じて、世界最高品質のケニアで力強く育った色とりどりのバラをフェアトレードで輸入・販売する「AFRIKA ROSE」。アフリカローズの魅力に心打たれ事業をはじめた 代表・萩生田愛さんの 愛に溢れるキャリア・ライフスタイルをインタビューしました。

  • AFRIKA ROSE代表

    萩生田めぐみさん

アフリカローズとの出会い

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萩生田さんがAFRIKA ROSEのお店を開くことになったきっかけは何ですか?

ボランティア活動でケニアを訪問していたときに、ケニアのバラと出会いました。アフリカローズって、一輪一輪が大きくてダイナミックなんです。初めて出会ったときにはとてもびっくりしました。特に驚いたのが、アフリカのバラの生命力です。たくましく、強く、エネルギッシュ。飾ってから長くて1か月も持つんです。茎も、アスパラガスくらい太い!しかも、日本では目にすることのないような、カラフルな色合いのバラでした。アフリカローズを日本の人に知ってほしい、日本にこの素晴らしいバラを届けたい!そんな風に気持ちが高鳴り、その後アフリカローズのお店を開きたいと思うようになりました。

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もともとアフリカの貧困について関心があったんですか?

学生時代に模擬国連の活動に参加して、学生時代から世界の貧困について知る機会がありました。一度は一般企業に就職したのですが、学生時代の経験が気にかかっていました。その後勤めていた会社を辞めて、ケニアでボランティア活動をしていたんです。そのときに偶然アフリカローズに出会い、こんなに素晴らしいお花があるなら、その魅力を日本に伝えてバラ売ることで、アフリカの貧困問題を救う一助となれるかもしれないと思いました。

AFRIKA ROSEのフェアトレード

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AFRIKA ROSE のフェアトレードの取り組みについて教えてください。

AFRIKA ROSEはケニアのバラ農園とのフェアトレードでバラを輸入しています。フェアトレードというのは、発展途上国の原料や製品を、公正(フェア)な価格で購入(トレード)することです。立場の弱い途上国の人たちの働く環境や生活を改善し、自立を支援することに繋がります。AFRIKA ROSEでは、バラという商品でこのフェアトレードを行っています。

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AFRIKA ROSEの活動を広げるためにやっていることを教えてください!

いろんな企業とコラボし、アフリカローズを知っていただくキッカケ作りをしています。
これまでには、車やアパレルの有名ブランドや、一流レストラン、贈り物として人気の時計ブランドなどとコラボしました。普段バラを買うことがない方に、バラを飾る、贈ることの素晴らしさやアフリカローズの魅力を知っていただくことができます。

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男性にもバラを楽しんでもらうための取り組みをされていると聞きました!

そうなんです。日本の男性はまだまだバラを贈る、楽しむことに親しみがない方が多いかもしれませんが、バラは女性だけのものではありません。男性によるローズアンバサダーを募って、バラの魅力を広めるための様々な活動をしています。

AFRIKA ROSEがケニアの人々の未来をつくる

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AFRIKA ROSEによって、ケニアの生産地にはどんな変化がありましたか?

アフリカは就職率が低く、仕事に就けない人がたくさんいます。就職できても、よくない労働環境の中で、安いお給料で働かされてしまうことも多いです。
AFRIKA ROSEが提携している農園はケニアの高地にあるのですが、このバラ農園で働くケニアの人々は年々増えています。輸入を始めた2015年は150名でしたが、2019年には2000名もの人が働いています。バラの販売数の増加が雇用される人数の増加につながっています。
さらにこの農園で働く人の8割は女性なんです。 ケニアでも女性の働く環境や待遇はまだまだ男性と差がある状態なのですが、この農園ではきちんと努力して成果を上げれば女性でも昇進しマネージャーになることができます。農園に転職してきた人の多くがお給料が前職の1.5倍になっています。

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女性の社会進出にも貢献しているんですね!

お母さんがきちんと収入を得ることで、子供の教育にもお金をかけられるようになります。農園では「子どもを教育の質のいい私立の小学校に入れられるようになった」という声も聞かれます。きちんとした教育を受けた子供たちが今後のケニアを担っていくわけです。いまの不平等をなくすことだけでなく、未来につながる取り組みです。

かわいいから、広めたい

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萩生田さんがフェアトレードに取り組む原動力は何ですか?

学生時代の経験から貧困問題が気にかかっていたこともありますが、私がAFRIKA ROSEのお店をやりたいと思った一番の理由は、アフリカローズの美しさにときめいたからです。私はもともと花が好きで、趣味として勤め先の華道部にも入っていたんですが、ケニアで出会ったバラは本当に稀に見る美しい花でした。それまで花は単なる趣味だと思っていて、まさか花に関わる仕事をすることになるとは自分でも思っていませんでした。でもこの美しいバラに出会って、世界中にアフリカローズを広めたいと思ったんです。「フェアトレードだからやろう」ではなく、かわいいから、好きだから広めたい。そんな自然な気持ちから始まり、今ではアフリカローズの魅力に共感してくれるお客さまや、ケニアの人々の暮らしの変化を見ることが活動を続けるモチベーションになっています。

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フェアトレードの大切さをどのように伝えたいですか?

AFRIKA ROSEを買ってくださるお客様にも、「フェアトレードだから買おう」という義務感ではなく、「かわいいから買おう、素敵だから買おう」と思ってもらい、それが実はフェアトレードで貧困問題の解決に貢献していた。そんな自然な流れで、買う人も、作る人も幸せな気持ちにしたいなと思っています。

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私たち日本の女性が、世界の貧困問題の解決に対してできることってなんでしょうか?

貧困問題の解決、なんて聞くと大きなことに思えるけど、自分が生活の中で少しでもできることをしていくことかなと思います。人にお祝いや感謝の気持ちを伝えたいとき、アフリカローズを思い出して、贈り物に選んでもらえたら嬉しいです。そのために、私自身はアフリカローズの活動を続け、広めていきたいです。

萩生田さんの“おしゃれなエコライフ”

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萩生田さんにとって「おしゃれなエコライフ」とは?

「世界中をバラで元気にすること」

私の夢は、キレイなものを通して、ビジネスで、幸せの循環を作っていくことです。
これからも大好きなアフリカローズを通して、お客様とケニアの人々を元気にしていきたいです。

Editor's note
ー取材後記ー

  • 山田麻由

    萩生田さんに実際にお会いして取材させていただき、萩生田さんのアフリカの貧困問題に対する長年の思いや、魅力溢れるアフリカローズを知ってもらい、多くの人に幸せになってほしいという思いがひしひしと伝わって来ました。

  • 木脇みなみ

    今回初めてアフリカローズに触れ、色の鮮やかさやグラデーションの美しさに感動しました。私たちもアフリカローズを通して、生活の中でフェアトレードに貢献できる、そんな循環がとても素敵だなと思いました。

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