渋谷駅から徒歩8分のところにある æ [zero-waste cafe & bar] 。オリジナルブレンドのコーヒー豆を使ったこだわりのドリンクやカヌレなどのスイーツが店内でいただけます。実はこのカフェ&バー、ただカフェやバーとして楽しむだけでなく、廃棄物ゼロを目指したさまざまな取り組みに挑戦していると聞き、早速訪れてみました。渋谷の賑わいの中、少し落ち着いた雰囲気を味わえる心地よい店内です。
美味しさだけではない、環境に優しいこだわりメニュー
(左上)アイスカプチーノ 803円(税込)
(右上)アフォガート 792円(税込)
(左下)コーヒーチェリーカヌレ 605円(税込)
(右下)ピュアブリュー(ホットコーヒー) 693円(税込)
私たちはこれらをオーダーしました!
・アイスカプチーノ
ラテを作った際の使用しきれないミルクを凍らせてアイスカプチーノに使用することで、スムースな仕上がりになります。
ふわふわでコーヒーが苦手な人でもおいしく飲むことができます♪
・コーヒーチェリーカヌレ
コーヒー豆を製造する過程で破棄されてしまうコーヒーの果肉「コーヒーチェリー」を使用したカヌレ。口いっぱいにフルーティな味わいが広がります。
「Zero-Waste」へのこだわり
æ(アッシュ)では、壁の文面は文字を2色使いすることによって、二面性を持たせているんです。
Fuck Waste (無駄にするななどの意味)
Fucking Wasted (とても酔っ払っているなどの意味)
廃棄されたデニムの端材が使われ、明るく清潔な空間が広がっています。さらに、店舗で破損した食器は肥料として再利用されています!メニューやショップカードもQRコードに置き換えてペーパーレスを実現しています。例えばメニューが変わっても、QRコードを再発行する必要がないため、廃棄物が出ません。
スタッフのユニフォームも、環境に優しい和紙由来の繊維で作られており、最後は土に還るそうです!
お店の名前は、「アッシュは灰という意味で灰まで使い切る。」という想いが込められています。また、æというロゴの形には、「“コーヒー豆”と、無限の可能性を表す “∞”(インフィニティ)に由来しており「Zero-Waste」をコンセプトに、廃棄物ゼロを目指してメニューからオペレーションまで様々な取り組みにチャレンジする。」という想いからつけられたそうです!
夜はバーとしても営業しています。
琉球泡盛と黒糖から生まれた世界初の黒糖リキュール「KOKUTO DE LEQUIO」は、さくら酵母を使ったフルーティな泡盛に黒糖を溶けこませたもの。
「KOKUTO DE LEQUIO Chura-Umi Spiced Rum」は、黒糖ラムの甘さに、ヒレザンショウのスパイシーさやアーサの磯風味、ハマボウフウの根菜風味が加わったもの。
さらに「Yambaru Spiced Rum」はシークヮーサーや沖縄特有の月桃、ピパーチ(ヒハツモドキ)を使用した黒糖スパイスラムで、甘い風味が特徴なんだそうです!
(左)KOKUTO DE LEQUIO
(中央)KOKUTO DE LEQUIO Chura-Umi Spiced Rum
(右)Yambaru Spiced Rum
今日からはじめるおしゃれな暮らし
あなたが選ぶ、その一杯が未来をつくる
æ(アッシュ)は、環境に優しい選択肢を提供しながら、日常の中でサステナビリティを実践できる場所です。環境問題に興味がある方や、渋谷の賑やかさに疲れてゆったりとしたい方にもぜひ訪れてほしいスポットです!
ライター:伊藤百合香、原田菜月
【店舗概要】
店舗名: æ [zero-waste cafe & bar]
場所 : 〒150-0041 東京都渋谷区神南1丁目5−2 川村ビル 1F
スポットリンク